東京オアシス放送について ゲスト「一条貴之」さん
- 2022.10.06
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に西調布にお住まいで、BS日本こころの歌「フォレスタ」の企画立案をされたプロデューサーの一条貴之さんにご出演いただきました。
令和4年10月13日放送
元フジテレビのプロデューサー(現在の「一条貴之」さんはフォレスタプロデューサーとしてのお名前です)で 子供番組の「ひらけポンキッキ―」を手掛け、北島三郎さん、八代亜紀さんなど演歌歌謡曲の番組を多く手掛けられたプロデューサー。
大人気の声楽グループ「フォレスタ」が20周年を迎え、記念コンサートを前に「フォレスタ」が始まったきっかけなどを伺った。
< 内容 >
・日本の美しい詩の曲が音楽の教科書から消えていくことへの疑問と不安。
・日本の歌をいい発声法で歌い、シンプルでかつ豪華でありたいというこだわり
・京都の龍安寺の石庭がヒントに
・初期のころの声楽家たちのマイク使いへの苦悩
・20年を迎えて
・これからのフォレスタ
大変ダンディでおしゃれな装いでご来局くださった。
取材時から、この方の高い美意識に私が受け答えできるのだろうかといささか不安であった。しかしごく当たり前な「日本文化への愛」を番組や舞台に反映させる先頭に立っている方ならではの、大変わかりやすいお話です。
流れの早い地上波の音楽番組に長年携わってこられた一条さんは、尺との戦いでもあったそうです。そのご経験から、BSなのだからなるべく時間に縛られず存分にこだわりを貫きたいと思われたとのこと。
「フォレスタ」で扱う唱歌や童謡、歌謡曲はすべてフルコーラスを演奏し歌詞の字幕も出される。 20年を振り返ると結果的にそのこだわりこそがじわじわと評判を広げ、映像と並行して舞台公演全国ツアー「フォレスタ」コンサートにつながったのではないだろうか。
先見の明を持つものだけがトレンドのうねりを作ることができる……。
大変聞きごたえのあるお話です。どうぞお聴き逃しなく!