東京オアシス放送について ゲスト「安達悦子」さん
- 2021.12.24
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
調布市在住のバレリーナ安達悦子さんにご出演いただきました。
令和3年12月30日放送
東京シティバレエ団芸術監督、洗足学園音楽大学教授の安達悦子さん、
2017年にインタビューをさせて頂いた時には、日本初の合議制(演出家、振付家、ダンサーが対等)を敷いたバレエ団の歩み、安達さんのバレエへの道、健康法としてのバレエなどをお伺いしました。
今回は、このコロナ禍でどのように稽古を続け、公演を再始動するところまで取り組まれたのか、2022年公演の「トリプル ビル」についても伺った。
< 内容 >
・コロナ禍で団員の稽古をどのように続けたか
・コロナウイルスを正く怖がるまでの道のり
・大学ではいつもできない座学を充実させた
・2022年新年の公演「トリプル ビル」について
・演目の変更
FMの廊下に現れた安達さんは、2017年の時同様、頸椎が真っすぐに伸び、頭から足まで一本の線で結ばれているようなうっとりとするほどしなやかな歩き方でおられた。
どの芸術もそうだがバレエは「稽古を一日休めば自分にわかり、2日休めば稽古場でわかり、3日休めばお客様にわかる」と言われる。
コロナ禍で団員の心身を守るのにどれほど悩まれたことでしょう。
しかし安達さんは芸術監督として冷静に「何が危険で何が安全か」を少しずつ見極め再始動にまでこぎつけられたようだ。
そしてバレエは海外のスタッフとの交流が重要でこの12月に来日できないことから、2022新年の「トリプル ビル」(三つの珠玉の作品)のひとつの演目をこの年末になって変更。
フライアーはそのままという、いかに差し迫った中での変更かというのがよくわかる。
中止にせず間際に演目変更が可能というのは、レベルの高いダンサー陣、豊富な人脈、幹の太いバレエ団のなせる業だろう。
どんなに辛いお話も明るくお話になる魅力たっぷりの安達悦子さん。
どうぞお楽しみに。
東京シティバレエ団サイト