東京オアシス放送について ゲスト「下山静香」さん
- 2021.07.16
毎週木曜日21:30から放送しています「東京オアシス」に
ピアニストの下山静香さんにご出演していただきました。
令和3年7月22日放送
下山さんはNHKを始め様々なクラシック音楽の番組でスペイン音楽の第一人者として、演奏、解説をされています。
桐朋学園大学を卒業後、1999年に文化庁派遣芸術家在外研修員としてスペインのマドリードに行かれ、スペイン音楽の研究と演奏を学ばれた。
大学時代にご自身の仰る「暗黒のトンネル」に入り、そこから本当の自分の求める音楽を掴むまでの日々、その来し方を伺いました。
< 内容 >
・音大のピアノ科で、期待される音楽や演奏と自分の求める音楽が乖離し始めた
・自分を信じていても「評価」されない辛さ。
・ヨーロッパで得た自信。
・ピアニストは体が資本。
・なぜ裸足で弾くのか。
・音大生への提言。
スレンダーな体に、和と洋を混ぜたような個性的なAラインのワンピースを身にまとって現れた下山さん。実にサバサバと行動される。
現代はつくづくセルフプロデュースの時代だと痛感する。
彼女は、仕事をすべて自分でコーディネートし、SNSを巧みに活用し、活動の告知やファンに向けて日々の音楽生活を発信している。
演奏会場に、こだわりのピアノの椅子を運び国内外で演奏。
ご自身の感覚に嘘をつかず、浮かんだアイデアを夢で終わらせることなく努力で具現化していく、そしてご自身で責任を取る。
インタビューをしていて、あえて組織に属さず、自分の腕とお人柄でフィールドを広げていくお話がなんとも逞しくまぶしかった。
8月にリリースされるCDのジャケットをご覧ください、ほら! すごいでしょ! だって フラメンコや太極拳もマスターしておられるのですもの。
ぜひお聞き下さい。